派遣社員やアルバイトなどを多く採用する職場では、タイムカードなどと一緒に個人の勤怠・進捗管理をエクセルでまとめていることもあるかと思います。
それだけでなく、要所の作業フローや周知事項、部署内での相互連絡先など、エクセルを使った一覧表の出番はとにかく多いものです。
新しく入った方に、「ここにあるものを使って必要事項を記入してね」と伝えた経験がある方も多いのではないでしょうか。
今回はそういう場面で役に立つ小技、ハイパーリンクについてご紹介します。
マウスオーバーで補足を表示できる「ヒント」は活躍間違いなし
エクセル内に他のファイルやウェブ上の場所を追加する「ハイパーリンク」は、複数のファイルなどを1箇所に纏めて管理する上で重宝します。
社内LANの共有フォルダなどを貼る場合は長いフォルダパスなどになることが多く、正直な話、見る方も疲れます。
そこで「ヒント」を設定して、「このリンク先にはこういうものがあります」というテキストを少し補足しておくと、初めての方でも安心してクリックすることができるようになります。
ハイパーリンクにヒントを追加する方法
追加したい箇所のハイパーリンクを右クリックして、メニューから「ハイパーリンクの編集」を選びます。
編集欄がポップアップするので、「ヒント設定」をクリックします。
ヒント入力欄がポップアップするので、補足文を書き入れて「OK」をクリックします。
以降、対象のハイパーリンクにマウスカーソルを重ねると、指定したヒントが表示されるようになります。
こうした細やかな気遣いが、職場で喜ばれることもあります。分かり易い資料は、新人育成の負担を大幅に軽減できたり、応用できます。ぜひ試してみてくださいね。