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2020年4月13日

「並べ替え」機能を活用しよう①~関数を使って「月の昇順」でリストを並べ替える

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ランダムに入力されたデータを一括でソートできる「並べ替え」は、とても便利な機能ですね。

数値の大小や50音順などによる並べ替えは、【並べ替えとフィルター】【並べ替えダイアログボックス】を使って比較的簡単にできますが、関数を併用すると独自のルールやイレギュラーな条件といったパターンにも対応することが可能です。

今回はそうした変化球パターンの中から、MONTH関数とDAY関数を用いて「月の昇順」による並べ替えの方法をご紹介いたします。

月の昇順で並べ替える(MONTH関数+DAY関数

下のような誕生日リストを使って、月ごとに開催する誕生日会のスケジュールを作るとします。

WS000022

このままのリストで誕生日の列(B列)を昇順すると、まず誕生年の古い順にソートし、次にその年の中で誕生月・日の早い順に並べ替えるため、誕生年の古い順に並び変わってしまいます。

WS000009

そこで関数を使って、誕生年順ではなく月と日の「昇順」で並べ替えてみましょう。
用いる関数はMONTH関数DAY関数です。

WS000038

1.列を挿入する

まず、以下の表の右側に列を2つ挿入し、「月」と「日」の列を作成します。WS000022

2.関数の挿入

MONTH関数とDAY関数を使って、誕生日から月と日の数字を取り出します。

MONTH関数:データに含まれる月を1 (月) ~ 12 (月) の整数で返す関数です。
MONTH関数の書式:=MONTH(日付)【ここでは=MONTH(B2)】

DAY
関数:データ内の日付の日情報を返します。日情報は1 ~ 31 の整数で示されます。
DAY関数の書式:=DAY(日付)【ここでは=DAY(B2)】

①セルC2にMONTH関数を挿入します。
【数式】タブ→【日付/時刻】→【MONTH】
WS000023

WS000029

②同様にセルD2にDAY関数を挿入します。
【数式】タブ→【日付/時刻】→【DAY】

WS000039

③セルC2とD2を下方向にドラッグして、数式をコピーします。

WS000040

3.並べ替えダイアログボックスを使って並べ替える

表のデータがあるセルのいずれかをクリックし並べ替えを行います。
【データ】タブ→【並べ替えとフィルター】→【並べ替え】
WS000034

最優先されるキー:月
順序      :昇順
WS000035

「レベルの追加」ボタンをクリックして並べ替えの条件を追加します。
WS000036

次に優先されるキー:日
順序:昇順
WS000037

WS000025

並べ替えができました!

今回はほんの少し表に手を加えるとこうした変則的なパターンもできるという、並べ替えの活用術をご紹介しました。

関数と組み合わせて並べ替えを行う場合は、並べ替えのための数字や文字を範囲選択できるよう表データを整えることがファーストステップになります。そして表データの準備ができたら、あとは基本の操作に則って並べ替えを行います。

手順としてはシンプルなので覚えやすいですね。

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